2007.11.11 (Sun)
見返してもいい話

八郷には美味しい酒がある「渡舟」(わたりぶね)という品種の酒米を仕込んだその名も「渡舟」というお酒で、地元石岡市の「府中誉」(ふちゅうほまれ)という酒蔵が作っています。
「渡舟」に詳しいHP
「府中誉」HP
地元の酒としても、僕の大好きなお酒です。
日本酒はかなり好きで、贅沢ですがパックで売られているようなお酒(いわゆる三増酒)は、飲む酒としては美味しくないので飲みません。あまり強い方でもないので、良いお酒を少量飲んで悦に入っている私です。
その中でもやはり地元で手に入るお酒は「生酒」で手にはいる「鮮度」がよく、吟醸の香りが鮮烈なまでにたまりません。
できれば、1升¥3,500以下くらいで手に入る美味い酒をいつも探しています。
そういう意味では、この「渡舟」でも高精米歩合のお酒、大吟醸(40%)や吟醸(50%)はなかなか手が出せませんが、いつも飲んでいるのは55%の純米です。写真がそうです。
これでも他の吟醸クラスの美味しい味が十分に出ていて、むしろ落ち着いた香りと甘み酸味があり、非常に素敵なお酒になっています。
そしてこの「渡舟」という酒米の話しを聞くに連れ、どうしても「夏子の酒」を思い出してしまい、最近本棚の奥から漫画本を引っ張り出して読み返しながら「渡舟」をいただいていました。
本当のモデルになったお話は「亀の尾」という酒米を復活させたお話だそうです。

上のHPで呼んで頂くとわかりますが、この渡舟を復活させるに至る話はまさに「夏子の酒」を彷彿とします。まさかこの話しが夏子の酒の原典になっているとは思いませんが、それほど似通っている物語でもあります。
知り合いの農業指導者に「ゴウダさん」もいて、その理念や考え方もまるであの「郷田さん」のモデルになったような気までします。
私が日本酒に興味を持ち始めたのは社会人になってから。
日本酒を特別好きではありませんでしたが、滝川という町に務めていて実家に帰るとき美味しいお酒でも持って帰ろうと、すぐそばにあった酒屋に入ったのがきっかけです。
もしその時にその酒屋が普通のどこにでもある酒屋や、おおきなリカーショップだったら、これほどのお酒好きにはならなかったでしょう。
そのお酒屋さんはいわゆる「真面目な酒屋」さんでした。
ご主人が日本酒好きで、全国の銘酒がそろえてあり、好みや予算に応じて様々お酒を出してくれました。
一度、その酒屋で「宮内庁御用達」のお酒で、最高の造りをした物をいただきました。名前はおぼろげですが、鶴の文字がついていたと思います。4合瓶(720ml)で¥12,000もしましたが、父親の還暦祝いに買った記憶があります。このお酒はまだ味を知らない私にも「美味しい」と感じられましたね。
そのお店で、たびたびお勧めを購入し、勉強もさせてもらい、お米や精米歩合などに興味を持った頃に「夏子の酒」と出会って、さらにのめり込みました。
そして夏子の酒を読んで、米作り、農業に興味も持てました。
いい話です・・・。
米作り・人作り・酒造り・・・どこかの酒蔵のキャッチフレーズですが、本当にそうなのだと思いました。
さ、今日もゆっくり飲みましょうかね。
だめだ、胃が痛くてカメラ飲むことになったのに飲んでちゃいかん!
しかし、我慢してストレスたまって余計悪い方向に行く前に、少しだけ楽しんでも良いかな・・・? などと自分に言い訳するこの頃でした。
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